この記事は**Unityゲーム開発者ギルド Advent Calendar 2022** の1日目の記事です

みなさんは、ボードゲームカフェ「サイコロビット」をご存知でしょうか 11/19日にギルドでも朝から夜まで使わせていただき、大変盛り上がったと思います このサイコロビット、私の知り合いが一人で運営しているのもあり、オープン前から色々と仕組みや経緯などを聞いていました

そこで今回はその「サイコロビット」に関しての紹介と、よくある質問をまとめてアドベントカレンダーの記事として紹介しようと思います

サイコロビットって?

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サイコロビットは今年の9月にオープンした、無人ボドゲカフェです 高田馬場、下落合から徒歩圏内にあるボードゲームカフェで、完全予約制になっています 予約をすると入室に必要なコードが送られてきて、そのコードを使って入室して置いてあるボドゲや持ち込んだボドゲで遊ぶ。と言うスタイルです

サイコロビットの値段設定

いきなりですがサイコロビットの値段設定をご覧ください https://saicorobit.com/system/

おそらく目につくと思うのは、その値段の安さです。2022年12月現在、6時間パックで一番高い休日でも990円と1,000円を切っています 平均的なボドゲカフェの値段ですと、この倍以上の値段とワンドリンク制が一般的でしょうか 貸切でも24時間で3万円~4万円と、イベントスペースとしてもなかなかに破格です

なんで安いの?

サイコロビットの値段設定が成り立っている大きな理由は三つあると考えています

  1. 無人運営であること
  2. システム、運営がオーナー個人でやっているためシステム開発・運用費を抑えられていること
  3. オーナーが別の仕事を持っていてサイコロビット以外の安定した収入があること

以上の三つが大きな要因であると考えています。一般的には特に「無人運営だから安い」と言われているのですが、単なる無人運営ではこの価格帯は維持できません

1番目の項目の無人運営であること。については、みなさん想像つくと思いますが、店舗である以上、通常はスタッフがその場にいることがほとんどです そのスタッフを雇用すると、人件費がかかります。その人件費を担保するために値段を設定する。と言う至極真っ当なことですが、サイコロビットは無人であるため、その人件費分の費用を抑えることができています

これだけ聞くと、無人運営自体はいい事に思えるかもしれませんが、ボドゲカフェという形式ではそれが大きな欠点になることもあります。これについては費用とは別の話題なので、後述します